つい最近、めちゃくちゃ気持ちいい瞬間があったんですよ。新規のお客様に対するプレゼンの時だったんですけど、相手が事前に想定していた通りの反応を見せて、思っていた通りの内容で契約まで交わせて。全てのピースがピタッとはまっていくような展開に「これが営業のおもしろさなのか!?」なんて、今さら衝撃を受けてしまったぐらいです（笑）。
元々僕は子供達に勉強を教える講師をしていたので、営業職は未経験だったんですよ。入社後一定期間は先輩がクライアントのところへ一緒に回ってくれたので仕事は早くから覚えることができましたけど、やっぱり最初の頃は毎日対応するだけで精一杯。今僕が担当しているクライアント様は日頃の電話や打ち合わせでコンセンサスが取れているので、ひとつのプレゼンに対して徹底的に準備をする必要もない。だから、思えば「もうこれ以上はない」というぐらいまで考え抜いた記憶ってあまりなかったんですよね。それはお客様に恵まれているということなんでしょうけど、あの時の快感がクセになりそうな自分もいるんです。